何を考えているのかと言われながら、今の和尚は三代目。
楽しい邦という名の寺を引き継いで、あれもこれもの毎日...


 今から二代前、栗田安龍(あんりょう)と言う住職がいました。この住職は大の新しいもの好き、明治から大正にかけて、当時珍しかった自転車に乗り、幻灯(今のスライド)や活動写 真(トーキーではない映画)を担いで全国を布教して歩きました。名説教師と謳われながら、最後は九州へのお説教の旅先で亡くなりました。今でも老僧仲間や檀家の長老の中に、昔の面 影を懐かしむ方がいます。

 二代目は栗田信龍(しんりょう)。ジャーナリストとして今の産経新聞の編集をしていましたが、戦争を境に寺に呼び戻され、村長を務めたり戦後の災害復旧のために土木建築業を興したり、その他幾つかの会社を経営しましたが、これも新しい物好き、法事に当時流行のロックバンドを持ち込んだり、イベントホールのような本堂を建てたりしています。

  さて、当代の利竜(りりょう)和尚ともなると、さすがにパワーは落ちますが、墓地の改修と境内整備、本堂の屋根替え等の事業で檀家さんを困らせた他、血は争えないのか、クラシックや弾き語り、琵琶のコンサートを仏前で試みたり、葬式を待ちきれず?高齢者福祉の事業を始めています。

 また、同信会と言う組織を通じて、広く寺を開放するシステムをスタートさせました。このように、広源寺は時代と共に活動の形態を変えながら、楽しく利用出来る寺を目指しています。釈迦の教えは、力強く明るく、今日を大切に生きる為の教えです。広源寺の山号は、皆が楽しく暮らせる国と言う意味の楽邦(らくほう)と言います。

 

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